

SIGMA DP2 Merrillに搭載されているのは、デジタル一眼レフカメラSIGMA SD1 Merrill搭載のそれとまったく同じ、4,600万画素Foveon X3ダイレクトイメージセンサーです。
従来のFoveonセンサーに比べてAPS-Cサイズ(焦点距離換算1.5倍)にまで面積を拡大。その一方で、ピクセルピッチは縮小し、「より大きなセンサーに緻密なピクセルピッチ」を実現しています。
画素数を一挙に3倍増させ、有効画素数4,600万画素(4,800×3,200×3)という飛躍的な高画素化を達成しました。
一般的なデジタルカメラの解像度テストで使用されているモノクロームの解像チャートでも実に、ベイヤー式イメージセンサーにおける3,000万画素相当の輝度解像度を誇ります。

フルカラーキャプチャシステム独特のあの「感動画質」はそのままに、思い切った高画素化で中判センサーにも喩えられる画像生成を可能にした新世代Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー。
大伸ばしのプリントにも十分応えうる圧倒的な情報量をもつデータに最適化して専用開発された画像処理エンジン「デュアル TRUE II」が、リッチで懐の深い画づくりを可能にします。
眼の醒めるようなシャープネスの高さ。どこまでも素直で自然なエッジライン。圧倒的に豊かな階調性と色再現性は、「高画質」の基準を塗り替える、新しい視覚体験となるでしょう。

■ Merrillというジェネレーションネームについて
Foveon X3ダイレクトイメージセンサー。この革新的な画像キャプチャシステムを開発したエンジニアのひとり、故ディック・メリル : Dick Merrill (1949–2008)は、優れた技術者であり、また才能あふれる写真家でもありました。「アーティスティックなマインドを具現化する高度なテクノロジー」という、写真に対するシグマの変わらぬ思いと姿勢を込め、初代ジェネレーションネームに「Merrill」の名を冠しています。